秋の訪れが遅く、季節がなかなか進まないと思っていたら急に冷え込んできました。 体調を崩さない様お気をつけください。 秋は収穫の季節。 公園では参加型のイベント「つちのこ隊」で毎年稲作をしています。 こ ……
キーワード:文化
秋の七草
まだまだ暑い日が続きますが、朝夕の暑さが和らぎ、少し過ごしやすくなってきたこの頃。 公園では、秋の七草が咲きはじめました。 新春の1月7日に食べることで無病息災を祈念する「春の七草」に対 ……
一鍬掘りの昔話
本日(2024/6/21)、近畿地方は梅雨入りの発表がありました。 今年は梅雨入りがずいぶん遅くなりました。 個人的には雨続きは気分が晴れません。 かといって雨が無ければ植物が傷み、さらに続けば水不足 ……
桜の季節
お花見の歴史は古来「梅見」からはじまった、というのはご存知の方も多いと思います。 奈良時代までは貴族の季節行事として梅を愛でるのが「お花見」だったところ、平安時代に入って梅から桜に変わっていったそうで ……
塞の神の昔話
2024年になって、お正月気分がまだどこかに残ったまま、あれよあれよという間に時間が過ぎました。 松の内があけてしまいました。 公園では正月飾りをそろそろ片付け、次の行事への準備が始まりました。 &n ……
冬至のいろいろ
今年は12/22が冬至です。一年でこの日が一番夜が長いことになります。この日を境に日照時間=お昼間の時間が少しずつ長くなり、これからどんどん寒くなっていくにもかかわらず、太陽の動きは春へと向かうという ……
「季語」でみる公園の冬景色
季語とは、俳句などにおいて春夏秋冬それぞれの季節感を表すために、句の中に読み込む言葉。 季のことば、とも言われますよね。 今回は、私がこれまでに撮り溜めた園内写真の中から「冬の季語」を連想させる景色を ……
麦わらの大蛇の昔話
11月に入り寒い日も増えてきました。 紅葉も徐々に進み、園内も彩り豊かになってきています。 稲刈りの済んだ田んぼでは、米をとった後のわらで今年もわらじんどとわら小屋を設置しました。 これについては昨年 ……
「しつらえ」への想い
日本庭園は「人と自然と時間の共同作品」と評されます。その作品の一つといえるのが「しつらえ」。 今回は、職人たちが手掛けた「しつらえ」をとおして、彼らの感性や美意識について触れたいと思います。 ◉「しつ ……
雨を降らせたナマズの昔話
やっと朝晩が少し涼しくなってきました。今年の夏は暑かったですね。 夏場は公園に来られる方は随分減ってしまいます。 熱中症警戒アラートが出ている中では、さらに来られる方は少なくなってしまったように思いま ……
ムシムシ工作大集合 こどもと楽しむアート
この数年、夏休みに開催している『おもちゃ箱がひっくりかえった! ムシムシ工作大集合!』の工作作品展。今年も開催時期がやってきました。 図画工作というと「大好き」「苦手・・・」と両極に分かれるのではない ……
「枯山水プログラム」への想い
「枯山水プログラム」は、折からのインバウンド需要を契機に開発したアクティビティで 外国の方々を対象に庭園文化に触れていただく機会を提供するものです。 さらには、中学生らによる課外授業などにも取り入れ、 ……
ケラづくりのおじいさんの昔話
台風の影響による雨だけかと思いきや、例年より早く梅雨に入りました。 小さい頃は濡れることを厭わなかったので、傘を持ったり長靴を履いたり、特別な日として楽しんでいた時期もありました。 大人になると濡れる ……
伊砂正幸・宮木康 作品展 ―そら―
現在開催中の展覧会、『伊砂正幸・宮木康作品展 ―そら―』。 今回は「そら」をテーマに型絵染の伊砂先生と漆芸の宮木先生に作品を展示いただいています。 どこまでも広がる「そら」に思いを馳せ、空を見上げたそ ……
カモと昔話
寒暖の差が激しい季節になりました。 梅もかなり咲いて、春の訪れを感じます。 毎冬、公園の池には水鳥が訪れます。 マガモ夫妻? 今年はなぜかマガモが多いです。 ……
デザインのはなし ~観月楼~
水景園の中心にある「観月楼」は、休憩所や展望スペース、研修室のほかギャラリーや相楽木綿伝承館などがある交流施設。 来園者へのサービス機能を備える空間とされています。 庭園のなかの建物であることから庭園 ……
稲刈りと昔話
木々も色づき始めて、秋らしさが日に日に増してきました。 かかしが守ってくれた水景園の稲は、9月のつちのこ隊というイベントで刈り取りを終えました。 先日まで稲架がけをしていましたが、脱穀を終えてこれから ……
「道」について
水景園の巨石群(大地のゾーン)を通る道が新しくなりました。左官職人が丁寧に仕上げたものです。 ……
かかしの昔話
けいはんな記念公園の水景園には小さな棚田があります。 水景園の棚田 稲が青々と茂ってきました 傾斜地の多い日本におい ……
ARTCOM2022
現在、ギャラリーおよび水景園各所にアート作品の展示を行っています。 京都芸術大学との共催企画『ARTCOM』は、毎年今くらいの時季に開催しています。総合造形コースの選択授業として取り組まれていて、公共 ……