二十四節「冬至」の更新に合わせ、こちらのページで水景園の見どころを紹介いたします。
——————————————–2021.12.22冬至
一年で一番日が短い季節になりました。冬の底であり、暦の上ではこれから春に向かいます。大きな寒波もやって来るようですが、寒さの本番はこれからです。お散歩にお越しの際は、暖かくしてお越しくださいね。
★年末年始の休園と年末工事のお知らせ
お知らせ欄にも記載していますが、12/28~1/4の期間は休園となります(駐車場も閉門しますので、ご注意ください)。また、12/27(月)は、東入口で舗装工事があるため、車両は通行止めとなります。庭師は園内を綺麗に整え、門松を作って新年を迎える準備をしています。毎年、水景園の入り口前には京風のシンプルな門松が登場しますので、是非ご覧になってください。
★年明けの工事について
年明け1/6(月)~5日間程度、身障者駐車場からアクセスするための橋が、舗装工事のため通行止めとなります。この期間中に身障者駐車場をお使いの予定の方は、事前にお問い合わせください。ご迷惑おかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
★冬の森歩き
各季節ごと、散策の楽しい芽ぶきの森ですが、この時期、こんなかわいい植物が楽しめます。
キク科の低木、コウヤボウキです。花は11月頃に咲くのですが、その後、こんな風に綿毛を身にまといます。白くなるものが多いですが、株によってはピンク色に色付いているものもあります。ほわほわとした姿が、可愛らしいです。
★返り咲き
さらに、芽ぶきの森を歩いていると時折、ピンク色の花が咲いているのを見かけます。
ツツジです。先週のブログでも記事になっていましたが、本来の花期(ここでは春)以外に花を咲かせることは「返り咲き」「狂い咲き」などと呼ばれます。冬の芽ぶきの森内では毎年、ツツジの花をぽつぽつ見かけますが、今年は特に多いように思います。冬枯れの野にピンク色が灯るのは心が暖かくなりますが、花芽の数は変わらないので、春までもう少し辛抱ね、と声を掛けたくなります。
★ロウバイ
香り高い早春のお花です。このロウバイとマンサクは、早春に咲く花木のなかでも、特に早くから咲き始めます。
蝋のような、少し透き通った質感の花びらを持っています。里棚田、作業庭と田んぼの境界に株がありますが、低木なので花の近くまで近寄れます。是非、その香りを楽しんでくださいね。
こちらの記事は、本年最後の更新となります。コロナ禍の先行きの見えない状況のなか、変わらずお越しいただきありがとうございました。まだまだ予断を許さない状況ではありますが、引き続きのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。