バードウォッチングといえば日本にさまざまな冬鳥が渡ってくる冬。
と言いますが、春に日本に渡ってきて、夏に繁殖する夏鳥を見ることができるのは今の季節です。冬と違って葉っぱが生い茂り、野鳥を見つけるのはなかなか難しいのですが、緑の葉っぱの中でも目立つ鮮やかな羽の色をした夏鳥もいます。
今回はけいはんな記念公園で観察できる夏鳥を少しだけご紹介。
●キビタキ(ヒタキ科)
全国の平地・山林で見ることができます。
メスは暗い緑色ですが、オスは明るい黄と黒の羽です。
オスの喉のあたりは特に色が濃く、オレンジ色が鮮やかです。
バードウォッチングではこのオレンジ色を探してみてください。
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観月楼の窓辺でゆっくりとしているところ
●ホトトギス(カッコウ科)
全国の平地・山林で見ることができます。
主にウグイスの巣に卵を産み、ウグイスにひなを育ててもうという要領の良い鳥です。
「トッキョキョカキョク(特許許可局)」と聞こえる声で鳴きます。
本当に「特許許可局」と聞こえるのか耳を澄ませて聞いてみてください。
公園では、水景園の入口で野鳥グッズも販売しています。
・ちょっとしたメモにも使えるメッセージカード
・手紙に貼ったり手帖をデコレーションしたりするのにちょうどいいフレークシール
・鳥の特徴を表現しながらもとっても愛らしいブローチ
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ルリビタキ
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エゴノキとヤマガラ
これらの野鳥グッズは、piro piro piccoloという作家さんのすべて手作りで、“鳥の真剣にがんばって生きている姿や特徴を、かわいらしく親しみやすく描く”ことを大切にされています。
この夏はぜひ夏鳥観察に公園にお越しください。