★全園閉園について
京都府への緊急事態宣言の発令により、4/25(日)~5/11(火)の期間中、公園は全園閉鎖とさせていただいています。ご来園を楽しみにしてくださっていた皆さまに対して心苦しくはありますが、ご理解とご協力をいただければ幸いです。
閉園期間中もブログ、および公園SNSは更新を続けています。スタッフの気付きやそれぞれの目線で見た公園を発信していきますので、よろしければ引き続きご覧ください。
★ご利用についての最新情報は、「お知らせ欄」をご確認ください。
————————————–2021.5.2「穀雨」
二十四節気「穀雨」の更新に合わせ、こちらのページで水景園の見どころを紹介いたします。
先週に更新予定でしたが、閉園に伴い大きく内容変更がありました。暦上、穀雨は4/20から始まっており時間が過ぎてはいますが、この穀雨の期間の公園の様子をご覧ください。
★フジ(観月楼・遊具広場・芽ぶきの森)
晩春~初夏のお花です。公園内では、観月楼と遊具広場に園芸種が、芽ぶきの森にはヤマフジがあります。今年は、例年より少し早めの開花で現在ピークは過ぎている状態です(写真は4月17日)。穀雨の時期、雨のなかで咲く様子もまた良いものです。
★カマツカ(芽ぶきの森)
バラ科の落葉樹。材が丈夫で折れにくく、名前のとおり、鎌などの農・工具の「柄(持ち手)」に用いました。株いっぱいに小花を咲かせる様子は、森の中ではっと目を惹くものがあります。秋には、薄く甘い味のする赤い実がなります。
★ツクバキンモンソウ(芽ぶきの森)
シソ科の多年草で、地を這うように広がって咲く種類です。似た植物がいくつかありますが、葉脈に紫の色素が目立ち、花の上唇は短いことが特徴です。リョウブの谷周辺に、スミレたちと交じって咲いています。リョウブの谷付近には、様々な苔やシダ、草花などがひっそりたたずんでいます。再開の際は、足元を見逃さず歩いてみてください。
★鯉のぼりとレンゲソウ(里棚田)
今年も、元気に鯉が泳いでいます。昨年はコロナの影響で閉園していたため、無料区域からも見ていただけるよう、果樹園の丘の上で泳いでいました。今年は里棚田・田んぼ脇への設置ですが、予想外に全園閉園となってしまいました。
公園の鯉のぼりは、支柱の竹も園内のものを使っています。毎年、切り出しと運び出しに労力がかかりますが、竹を使うと風情もひとしおに感じます。昨年の様子は動画でご覧いただけるので、この機会に楽しんでいただければと思います。
2020年の鯉のぼり立ての様子はこちら→動画で公園さんぽ【鯉のぼりが泳ぐまで】
鯉のぼりの下では、レンゲソウ(ゲンゲ)が今を盛りに花を咲かせています。本当は、レンゲ畑も開放日を作って皆さんに楽しんで頂く予定でした。残念ではありますが、こちらも昨年、動画を作成しましたのでご覧ください。
公園のレンゲ畑についてはこちら→動画で公園さんぽ【田んぼのレンゲ編】
公園でもゴールデンウィーク中に様々な予定を企画しておりました。お越しいただけないこと、残念ですが、感染拡大防止についてご協力いただければ幸いです。また、私達が発信する公園情報が、少しでも皆様の癒しに繋がることを願っています。