けいはんな記念公園は各所で新緑が芽ぶき、季節の花々もつぎつぎに開花しています。

二十四節気の「穀雨」を迎えた本日は、里棚田の植物を見どころとして紹介したいと思います。

里棚田は公園のなかでも里の景観を演出するためのエリアというだけでなく、一年間を通じて、動植物のいのちの育みを観察できる重要な場でもあります。

 

 

 

■ムラサキサギゴケ/里棚田…本州や四国、九州の湿り気の多い水田周辺に群生します。里棚田には花弁が白色のサギゴケもあります。

■ヒメオドリコソウ/里棚田…先端の葉が赤紫色であるのが特徴のシソ科の植物。もとはヨーロッパ原産の越年草です。

■アリアケスミレ/里棚田…4月上旬から5月が花期のスミレです。紫色の筋が入っています。

■カラスノエンドウ/里棚田…ヤハズエンドウの和名を持ち、葉の先端には巻きヒゲができるのが特徴です。


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