今年もドングリの季節がやってきました。
実を落とすコナラの木もちらほらと、早くも秋の訪れを感じます。
公園では子ども向け自然イベントを中心に多く登場するドングリですが今回はすこし違った楽しみ方の
ご紹介です。
*拾う!
皆さんは「ドングリ拾い」はお好きでしょうか?私はドングリに限らずタマムシの翅や落ち葉、キレイな小石などを拾うことが好きで、歩いているといつのまにか下を向いて何かを探しながら歩いています。
その中で一番拾うの物がドングリ。気が付くと私の周囲にはドングリが集まっています。毎年シーズン終わりに整理するのですがそれでも机の中を探ってみるとドングリが出てきます。
落ちているドングリの姿を見つけた瞬間に思わず手が伸びてしまうのは、『ドングリと人間との関係は古く、縄文人も食していた…』せいでしょうか。
子どもだけでなくドングリ好きな大人も結構いらっしゃるのでは、と思っています。
*並べる!
同種類の物を並べてみるとひとつの風景になりますよね。また、誰かが並べた跡を見つけた際には仲間意識がはたらいてちょっと嬉しい気持ちになりますね。
上に重ねたりなんかして、何となくアレンジ…。
ひとつひとつに個性があります。
時にはジグザグに…
お帽子も並べてみます。
*撮る!
公園のSNS等でもドングリの写真を発信しています。
さまざまな場所や方向からドングリに迫ります。
鬼の角をイメージして
てっぺんから見ると、人の眼のよう。
後ろ側に小石を挟んで自立しているように見せています。
こんなところに?と感じたら、すかさず撮影…。
カウンターと一緒に。なぜこのような写真を撮ろうと思ったのか?
自宅アパートの廊下で。防犯カメラを意識しながら…。
*愛でる!
最初は虫の入っていない見た目のキレイなドングリを狙って拾っていましたが、ドングリ歴が深くなると虫食い穴が開いていたり曲がっているような個体を好んで集めるようになりました。手元には割れてしまって中身のないドングリの殻をボンドで引っ付けたものもあります。
あざやかな「ぶち」模様
穴あきも素敵…
立ち姿と穴の位置が絶妙です。
「thinking egg」のように手の中で転がしてみる…
たくさんのドングリを自宅に持って帰るのは肩身が狭いので、ざっくり袋に入れるのではなく「標本集め」的な雰囲気を演出して保管しています。
奥に映っているのは私物の手ぬぐい。ドングリは季節を選ぶ柄なので、この秋ひさびさの出番となります。
眺めても楽しい、触っても楽しいドングリは秋の贈り物。今日は私の密かなドングリの楽しみ方を紹介致しました。
皆さんもドングリを見つけたら、まずはぜひ手に取ってみてください。もしかしたら、そのままポケットに入れたくなるかもしれませんよ~。