二十四節気「芒種」の更新に合わせ、こちらのページで水景園の見どころを紹介いたします。
2020.6.5「芒種」
★果樹園
農家を模した、ビジターセンターの建物と石垣。そして広がる果樹園。この辺りは、山城地域の里山風景を意識したエリアです。果樹にかかった袋は、収穫を見込んで…というのもあるのですが、”景色”としての役割も担っています。収穫できた野菜や果物は、時々窓口に並びますのでお楽しみに。
★季節のお花たち
・クリ(山棚田)
遠方からもひときわ目を惹くのがクリの花。「墜栗花」(ついりばな、あるいは、ついり)とも呼ばれ、この花が落ちるころ、梅雨に入ると言われています。さて、今年はいつ頃になるでしょうか。
・ネジキ(山棚田、芽ぶきの森)
芽ぶきの森のいたるところに咲いています。日陰でも咲きますが、日当たりが良いとこのように鈴なり。壺状の花が特徴です。
「ネジキ」の名前は、この樹皮の様子から。名前のとおり、確かにねじれて……いますね。
ほか、芽ぶきの森では、ササユリ(終盤です)やオカトラノオ、タツナミソウなどの草花も色を添えてくれています。
・ハナショウブ(山棚田)
山棚田のカキツバタは、花期の遅いハナショウブに替わっています。
花の中心が白いカキツバタに対して、ハナショウブは中心が黄色なのが特徴です。
まだもうしばらく見ていただけると思います。
・アジサイ(紅葉谷)
梅雨の声を聞くと、恋しくなるのがこの花。しっとりと、そして清楚に、今年もほころび始めています。紅葉谷では、様々な色のアジサイを見ていただけます。これからが見頃です。
芒種の時期は、公園の田植えの時期でもあります。例年、「つちのこ隊」というイベントで子供たちと行うのですが、今年はコロナの影響で、イベントとしての田植えは中止になりました。職員中心に苗を植え、田んぼの景色を作ります。(写真は昨年の田植えの様子です)
梅雨を控え、水が満ちるこの季節。みずみずしい緑を愛でに、遊びにおいでくださいね。