いつもけいはんな記念公園へお越しくださりありがとうございます。

今回は、新米スタッフの公園雑記(4・最終回)、どうぞお気軽にお読みください。

 

【園路のモミジ】

 公園は来年度、開園30年になります。30年のうちに公園の園路もあちこち傷んできているのですが、水景園の中の園路の一部が、修理されました。屋上棚田から果樹園へ向かう園路を見てみてください!

 修理の際に、少し遊び心が加わりました。園路に、モミジが描かれていたり、本物のモミジの葉を押し付けた模様が付いていたりします。紅葉の時期には、散紅葉と重なっていました。「あっ、こんな所にも!!」と、発見があると思います。ほっこりした仕掛けをお楽しみください。  

 

【冬の風物詩】

 この季節、公園の芝生広場では、凧あげを楽しんでいただいております。解放感あるスペースでの凧あげは、気持ちの良いものですね。

 しかし、いくら気を付けていても、凧は風にあおられて木に引っかかってしまいます。そして自分ではどうにも取れない状況になってしまいます。この写真をよく見ると、桜の木の枝に凧がいくつか引っかかっています。

 引っかかった凧は公園で回収しますが、その都度ではない点、どうぞご了承ください。また、回収までの間に強風にあおられてどこかへ行ってしまう場合や、回収時にも枝で凧が破れたりして、もう飛ばせる状態ではなくなってしまう場合もあります。

外は寒いですが、お天気の良い風の穏やかな日には、ぜひ公園で凧あげを楽しんでください。お待ちしております。

 

【1月9日(木)の風景】

 けいはんな記念公園のある南山城地域は1月9日(木)の朝、雪景色となりました。うっすら雪の積もった景色はとてもきれいでした。いくつか写真をご紹介します。

 

<雪の日も観測中>

 観月楼のエレベーター前にある「コペルニクスの観測鳥」という石の彫刻。月を観測し、地動説を唱えたコペルニクスと知恵の象徴とされているカラスを組み合わせ、月を見上げている抽象化したオブジェです。雪の日でも変わらず月を見上げています。いつもより大きな存在感を放っていました。

 

 

 

 

 

 

<誰かさんの心づかい>

 観月橋の上にもうっすら積もっています。橋には足跡がありますね。後で気づきましたが真ん中ではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

<雪のかわいこちゃん>

 公園スタッフが、丸い器をつかって、まん丸の小さな雪だるまを作りました。南天の赤いおメメ、頭には葉っぱをのせて。かわいこちゃんは、しばらく管理事務所の前にたたずんでいました。

 ひなっこクラブのお子さまたち(こちらもかわいこちゃん)に大人気でした。かわいこちゃんにずっと居てほしかったのですが、はかなく壊れていきました…。

 

 

 

 

 

【1月23日(木)臨時休園日の風景】

 電気設備点検で停電と断水のため、臨時休園となりました。おいでくださったお客さま、申し訳ありませんでした。

 

<芽吹きの森の園路にて①>

 

 園内の様子を見回っていますと、芽吹きの森の園路で、松葉とともにキラキラ光る物がありました。瑞々しい透明の球体。見上げると背の高いアカマツが。その正体は松ヤニでした。

 

<芽吹きの森の園路にて②>

 アカマツ山の尾根筋は、枯れたアカマツの伐採がおこなわれたため、見晴らしがよくなっています。そんな明るい場所に、コナラの稚樹の葉が紅葉していました。コナラの葉もこんなに紅く色づくんですね!

 

 

 

 

 

 

 

 ここまでお読みくださりありがとうございます。

 これまで4回にわたって、新米の視点から公園の出来事をゆるく綴ってきました。公園スタッフとなってもうすぐ1年、これからも気を引き締めてまいります!

 ロウバイの香りが漂い、ウメのつぼみも膨らむ季節になってきましたね。

 冬のけいはんな記念公園へも、ぜひお出かけください。


< 過去の記事 公園よろず手帖 トップ 新しい記事 >