本来であれば皆様と水景園に集い、みんなの健康や平安を願い、秋の夕べを楽しむ
「観月の夕べ」を
賑々しく開催したいところではありますが、なかなかに感染拡大が
収束しない昨今、緊急事態宣言が出たこともありお集りいただくことは叶いません。

残念ながら今年は催しとしての開催を見送り、皆様とともに
ご自宅やご近所などで、
それぞれのシチュエーションでの「お月見」をたのしめるよう、お月見のおはなしや
ご家族でご覧いただける動画をお届けします。

 

 

 

 

お供えにはそえぞれに意味や願いが込められています。ちょっと見てみましょう。

 

・定番の「お団子」は、その年の穀物の収穫に感謝して供えます。
丸くて白いお月見団子は「満月」のイメージというだけでなく、ものごとが実を結び丸くおさまるように、健康で幸福でありますように、という願いもあらわしています。このお供えしたお団子を食べると健康と幸せを得ることができると考えられていたそうです。お月さまに備えるお団子をお山の形に盛り付けるのは、先端が神様の世界に通じている、といういわれがあるそうですよ。
地域によって形や餡子のあるなしが違うのですが、今年はお住まいの地域のお団子を手作りしてみては?

 

 ・お野菜、果物にも意味があります。季節の収穫に感謝して、ということとともに、十五夜を
  「芋名月」とも呼びます。ちょうど里芋など芋類の収穫時期と重なるからと言われています。
  果物のなかでも、ぶどうをお供えする風習もあり、ぶどうの蔓など「ツルもの」をお供えすると、
  お月さまとの繋がりが強くなり縁起がいいとされているそうです。
  お野菜も果物も、神様には「生のまま、丸ごと」がいいそうですよ。

 

 ・栗や大豆、枝豆などを飾ることもありますね。
  これは十五夜より後にやってくる十三夜(今の10月中下旬)にお月見をすることから来ています。
  この時期は栗や豆類の収穫も多く「豆名月」とか、「後(のち)の名月」とも呼ばれます。

   

 

ススキをいけたり、お団子をかざったり、ご自宅にあるもので準備してみると季節感を味わえて楽しいものです。ぜひ動画を参考に、今年はお月見飾りをしてみましょう。

 

( ↑ 動画右下をクリックすると外部サイトにてフルスクリーンでご覧いただけます)

 

 

●十五夜って何?
 中秋? 仲秋?
   どっち??

お月見は一般的に旧暦の8月15日にあたる「十五夜」に行いますね。
今年(2021年)の十五夜は9月21日(火)です。

昔の暦はお月様の満ち欠けで決められていて、月がだんだん満月になり、そこから欠けていって「全く見えなくなる瞬間=新月」を含んでいる日が毎月1日と決めていました。
そこから数えて15日目が「十五夜」、昔の暦で毎月15日、というわけです。
では旧暦の8月15日は必ず満月になるのでしょうか。十五夜だし、お月見をする日だし、当然満月でしょう・・・と思いますよね。

●でも、月が見えなくなる新月の瞬間は日付が変わってすぐの0時00分のこともあれば、日付が変わる直前の23時59分や、お昼のさ中ということもあります。このどれもが「1日」になってしまうため、15日目(十五夜)に見える月は実際は13.9日目~15.6日目と幅が出てしまいます。

●さらに、月が見えなくなった時から満月になるまではぴったり15日ではなく14.76日なので、満月から次の満月までは29.5日です。

 

他にも理由は色々ありますが、この2つの状態で1年巡って毎年の8月15日「十五夜」は満月になるかというと、旧暦で考えても必ず「満月」とは限らないんですね。
ただ、今年はなんと十五夜の9月21日は満月。貴重な満月の「中秋の名月」なのです。
(実は2021・2022・2023と連続で、満月で中秋の名月を迎えられます♪)

 

昔の暦では、7・8・9月を「秋」としていて、そのちょうど”真ん中”の8月15日を秋の真ん中「中秋」としていました。
満月というのは毎月巡ってきますが、旧暦の8月は一年で一番空が澄み切っていて月が美しいとされていて、中秋の満月は特別でした。この時期に収穫を願う祭祀が重なっていったというのが中秋の名月、お月見の始まりだと言います。

 

「中秋の名月」が秋の真ん中、十五夜に見える月、というのは分かりましたが、「仲秋の名月」という表記も見かけますね。
「仲秋」というのは、これも旧暦の秋ですが、7月=初秋、8月=仲秋、9月を晩秋としていたので、旧暦8月15日に限らず「8月中に見える名月」という意味です。何をもって名月とするかは人それぞれかもしれませんが、旧暦8月に見える月は全て「仲秋の月」となるわけです。
そうなると、お月見の十五夜を意味しているのは「中秋の名月」ということになりますが、最近はあまり区別しなくなっているようです。

 



満月の時ならお月見の日でなくてもOKです。

 

 


公園の秋景色を背景に、ゆったりとお月さまにまつわる物語・詩に耳をかたむけてみてください。
皆さんの心に、きれいなお月さまが浮かびますように・・・

 

( ↑ 動画右下をクリックすると外部サイトにてフルスクリーンでご覧いただけます)

 

 

 

 

Q1. 秋のお月見「十五夜」は
   旧暦の8月15日。
   これって今で言うと いつ?

 

  ① 9月21日

  ② 9月15日

  ③ 毎年日付が違う

 

 

  Q2. 満月になるとお月さまに模様が見えるけど、
     表と裏ってある?

 

    ① 表も裏もなく、全体に同じ模様

    ② お月さまはいつも地球におなじ面を向けているから、見えてないけど
      ちがう模様の裏がある

    ③ 全体に色んな模様があって、本当は毎日違う模様が見えている

 

 

  Q3. 月にウサギがいる、とよく言うけど
     世界の他の国でもウサギが見える?

 

    ① 月は一つしかないので、同じようにウサギが見える

    ② 見る場所が変わるから、違う模様に見える

    ③ 同じ模様でもイメージするものが違うので、他のものに見える

 

 

  Q4. お月見の秋や春に見える満月と、冬に見える満月、
     夏に見える満月、一番大きく見えるのはどれ?

 

    ① 夏の満月

    ② 冬の満月

    ③ どの季節も同じ

 

 

 

  Q5. お月さまと地球を比べた時、地球の直径は月の直径の
     何個分

 

    ① 離れていて小さく見えるけど、大きさは同じだから1個分

    ② 地球の方が大きくて、約4個分

    ③ 地球の方がだんぜん大きいので約400個分

 

  Q6. 地球と月の距離は、だいたい地球30個分くらい離れて
     いるんだけど、もしも飛行機で行けたとしたら、
     どれくらいで到着できる?

 

    ① だいたい 16日

    ② 1週間程度

    ③ 1カ月と3日

 

 

 

 

皆様をお招きするはずだった9月19日、公園にご来園または関わってくださる全ての方のご健康を祈念し、観月のしつらえで満月には一足早いお月さまをお迎えしました。「観月の夕べ」が開催できていたら、このお月さまを皆様と見ることができたのにと思わずにはいられませんでしたが、皆様もどうか素敵なお月見のひと時をお過ごしください。同19日に撮影した初秋の景色とともに、公園の月夜をお届けします。

 

 

けいはんな記念公園では、日本の伝統的な行事を通じて文化や季節の移り変わりを感じていただけるよう、
四季折々の自然風景とともに様々な行事をご紹介しています。
イベントはできませんが、公園のHPでもその時季ならではの自然の表情に出会っていただけるよう発信
しております。今年はそれぞれのスタイルでお月見をお楽しみください。
そして、皆様の願いがお月さまに届きますように・・・。

 

 

 

 

 


伝統行事
イベント名

【 HP版】おうちで「観月の夕べ」

開催日 2021年9月19日(日)~21日(火)   ★このページは10月下旬まで公開
時間   
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